ベストな海外移住先はどこ?移住先を探すときの基準を整理してみます

海外移住先ですが、

日本人にとっての楽園のハワイを目指す人もいれば、

2チャンネル創業者の西村博之さんのようにフランスに行く人、
坂本龍一さんや久保田利伸さんのようにニューヨーク拠点に音楽活動してる人もいますが、

どこがベストな移住先かは、その人の目的によって決まり、
海外移住先の国・都市は人それぞれ異なります。

これまでに旅行(一部は仕事)で訪れたことがあり、土地勘がある程度あって、インターネットでもいろいろと見てきた魅力的な都市(つまり私にとっての移住先候補地)は以下の通りです。

・ハワイ
・ロスアンゼルス(あるいはカリフォルニア内のその他の都市)
・ロンドン
・シンガポール
・シドニー(あるいはその他の大きな都市)

そして、何も考えずに自分の好みだけで決めるのであればハワイかカリフォルニアになるのですが、いろんな制約や考えるべき点があるためそう簡単ではありません。

整理の意味を込めて今回は私が海外移住先を選ぶ上での基準を重要な点から並べてみました。

多くの海外移住を考える方々にとってもこれらの基準は大切かと思います。


  1. ビザが取れること
  2. 教育環境(生活は英語環境)
  3. 食事(日本食の環境)
  4. 税率の低さ
  5. 住居の快適さ
  6. 日本からのアクセス

それぞれ見てみます。まず、

①ビザが取れること ですが、あたりまえですが、移住先の国からビザが取れないと長期の移住はできませんのでビザが取れるかは調べる必要があります。

富裕層が考えるのはまずは「投資家ビザ」(その国にある程度のお金を投資してその国経済へ貢献をすることで取得できる長期滞在ビザ)だと思いますが、どこの先進国もここ10年で要件を厳しくしてきている傾向です。途上国はまだ簡単に投資家ビザが取れる国は存在します。

自然に囲まれた素敵な家(ハワイ)
実際に見に行った自然に囲まれた素敵な家(ハワイ)

しかしながら、ビザ取得を支援する業者も存在し、前述した移住先の候補地については富裕層であればなんとかなる先ばかりです。以下、主観的な判断で申し訳ありませんが、各候補地を取得の難易度で採点してみました。

それほど高額でないお金(1000万円強の財産証明と多少の収入証明)があれば長期滞在ビザが取れるのがマレーシアのMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザですが、そのビザ取得の容易さを100点満点として採点しております。

投資家ビザのハードルの高さ比較

都市 点数(取りやすいのを100点満点)
ハワイ 50点
– EB5投資永住権(グリーンカード): 米国政府が承認をしたS$50万〜100万ドル(投資地域による)以上の投資を行う事で永住権が取得できる
– E2ビザ:M&Aで事業を買収して米国の会社の経営者として経済に貢献する事で取得できる
– Fビザ:裏技的ですが学生となってみるのも選択肢    

自分の基準では買わないような物件に投資することになる可能性は大ですが、その対価として永住権が取れるEB5(ただし時間がかかるため早めの計画が必要)は魅力的だと思います。

ロスアンゼルス 50点
上記のハワイと同じです(同じアメリカですので)
ロンドン 40点
Tier1投資家ビザ:200万ポンド以上を預金。
EUからの脱退でイギリスの魅力は少し薄れる一方、住宅価格の下落などで今後は多少入りやすくなる環境になるかと思っています
シンガポール 30点
Global Investor Programme投資家ビザ:というのは存在しますが250万ドルの投資に加えて保有会社の過去の売上基準などのハードルがかなり高い印象です(中規模以上の企業の株主は問題なさそうです)
シドニー 20点
Significant Investor stream 高額投資家ビザ:500万ドルを4年間維持することで永住権
Premium Investor stream プレミア投資家ビザ:1500万ドルを1年間維持することで永住権    

キャッシュリッチな富裕層にとってはある意味簡単なプログラムですが、、あとはオーストラリアに魅力を感じる方は良いと思います。

こうして先進国の投資家ビザを見てみますと、移民大国のアメリカが一番ハードルは低そうです(が、トランプ政権の移民政策により今後より厳しくなっていくのは避けられないかと思います)。

投資家ビザがハードル高くて難しい場合には、雇用ビザを含めた他の手段がいくつもありますので、大切なのは強い意志と行動力かと思います。

②の教育環境(生活は英語環境)ですが、我が家には子供がいるため、入学可能で希望する環境を与えてくれるインターナショナルスクールあるいは現地のローカルスクールがあることが前提です。

子供がいる家庭はこの点が最重要事項となるかと思いますが、前述した候補地はどの都市も問題ありません。

生活環境が英語というのは今からフランス語やスペイン語を勉強する意欲が自分にはないためです。

③の食事環境ですが、食べることが好きな私のような人間にとってはかなり重要になってきます。

本物のお寿司や和食を始め、日本の大都市のように、美味しいイタリアン、フレンチ、中華料理、韓国料理などが身近にあることが希望です。
そして美味しいスイーツが食べられるカフェなども欲しいですね。

④の税率の低さ ですが、私は残念ながら私はまだ気にするほどの資産はないのですが、相続資産が大きい方、運用額が大きくて投資運用からのあがりで生活する人にとって日本の税率の高さは避けたいところです。

そして、投資からの収益(キャピタルゲイン・インカムゲイン)が20%取られる日本で運用するか、それとも一切とられないシンガポールや香港などで運用するかで中長期的に見ると資産額に雲泥の差が現れます。

例えば株の売買で考えてみますと、日本では年間の総利益(売却益と配当金の合計)のおよそ20%が税金で持って行かれますので、年間1億円利益を出した方は2000万円もの税金を取られてしまいます。

それが、例えば、ドバイやシンガポールなどでは税金はゼロ(!)です。これが毎年続くとなると複利の運用効果も考えると相当な差であることは想像できると思います。

投資へのキャピタルゲイン課税がゼロなのか20%も課税されてしまうのかの差は、運用額が大きい方、大きな利益を出す可能性のある取引を行ってる方々にとってはかなり重要になってくるはずです。

例えば、コンスタントに収益をあげかなりの額の運用を行っていると思われるB.N.Fさんなんかは、このファクターだけでも海外移住を考えるべきだと思います( こういう方はご相談いただければアドバイスする予定です)。

⑤の住居の快適さ についてはお金さえ出せばどこの都市でも快適な住居に住めるので富裕層の方は問題にならないでしょう。

⑥の日本からのアクセス ですが、日本に法人を持っていたり資産を持っている方は、このブログの一つのテーマでもある「海外からの資産管理」を上手くやれば日本に帰る必要はございません。

ただし、日本人である以上何かしらの理由で日本に帰らざるを得ない(あるいは帰りたくなる)時は出てきます。

そうなった時に簡単に日本へ往復できる都市であるかは重要です。上記の移住先候補はすべて日本の主要都市との直行便はありますので、考慮すべきは「距離」および「時差」となります。

結論

上記の基準の観点から、迷いに迷いながら、現時点ではロンドンは候補から消えました。理由は、日本との時差が大きく、天気が悪く、食事もイマイチだったと言う勝手なイメージからです(何度かの訪問での印象で申し訳ございません。街の魅力はすごくあると思いましたし、探せば良いレストランは沢山あるはずです)。

そして、総合点では「アメリカ(西海岸およびハワイ)」、「シンガポール」、「シドニー」が移住先候補として残っております。引き続き、じっくり考えたいと思います。